物語を聴くことが癒しの始まり

こんにちは。
20年間、アダルトチルドレン・うつ・パニック障害を乗り越えてきた
心理カウンセラー講師の小林大恕(ひろゆき)です。

あなたが心理カウンセラーになったとき、
最初に立ちはだかるのは、

「何からどうやって話を聞けばいいの?」
という問いかもしれません。

質問の仕方や沈黙の使い方、
うなずきや相槌のバリエーション…
そういった方法論は山ほどあります。

しかし、本当に
クライアントさんの心が開かれるかどうかは、

その“技”のうまさよりも、
カウンセラーとしての
「在り方」が決め手になります。

では、その在り方の本質とは何でしょうか。
それは・・・

クライアントさんの
「物語」を知ることです。

ここでいう物語とは、クライアントさんが
これまで歩んできた道筋のことです。

そこに刻まれた喜びや痛み、
人との出会いや別れ、
そして、心の奥にしまわれた
感情です。

育ってきた環境や価値観、
選んできた行動のパターン、
言葉にはならなかったけれど
確かにそこにあった思い。

特に、感情の部分は
とても大事です。

多くの人は、自分の気持ちを
完全には分かっていません。

「イライラするけれど、
何に対してなのかは分からない」

「モヤモヤするけれど、
言葉にできないまま終わってしまう」

そんな状態で
日常を過ごしていることが
多いのです。

カウンセラーは、
この奥に隠れている“本当の感情”を
一緒に探しにいく存在です。

そのために必要なのが、
相手の物語に耳を澄ます姿勢です。

単に事実を聞くのではなく、
その事実が、その人にとって
どんな意味を持っていたのかを
感じ取ることです。

たとえば、
「子どもの頃、よく一人で遊んでいた」
というエピソードも、

孤独だったのか、自由だったのか、
それとも両方だったのか――
その背景は人によってまったく違います。

クライアントさんは、
年齢の分だけ物語を持っています。

60分や90分の中で、
そのすべてを聞くことはできません。

だけど、物語の“核”に
触れることができれば、
限られた時間でも
十分に変化は起こります。

核に触れた瞬間、
クライアントさんは
「ああ、やっと分かってもらえた」と感じ、
胸の奥の緊張がふっと緩みます。

そこから、
本当の意味での対話が始まります。

だからこそ、カウンセラーは
クライアントさんの物語を、


ただの情報としてではなく、
その人の人生そのものとして
受け取ります。

それが、
信頼関係と、
癒しの土台になるのです。

しっかりと
クライアントさんの物語を
聴いていきましょう^^


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