こんにちは。
20年間、アダルトチルドレン
うつ・パニック障害を乗り越えてきた
心理カウンセラー講師の
小林大恕(ひろゆき)です。
あなたは、
心理カウンセラーって
どんな人だと思いますか?
私が心理カウンセラーになる前は、
・なんでも知っている人
・心のプロ
・知識が豊富
・人の心を読み取れる
とにかく
「すごい人」
をイメージしていました。
普通の人じゃなれない
特別な才能や知識が必要なんだろうな…と。
実際、カウンセリングの世界に入るまでは、
「自分なんかじゃ無理だ」
と思っていました。
でも、実際に勉強を始めて、
個人事業主として
活動をスタートして気づいたのです。
心理カウンセラーは、
極端に言えば誰でもなれる。
資格がなくても、
「私は心理カウンセラーです」
と名乗れば、もう心理カウンセラーなのです
今の日本では、
実はそれが現実なんです。
もちろん、だからこそ
本当に信頼できるカウンセラーになるためには、
何が大切かをきちんと考える必要があります。
これ、よく私の講座でお伝えするんですが、
心理カウンセラーに一番必要なのは
「アホになること」
なんです。

「え!?アホでいいの?」
って驚かれるんですが、
これが本当に大事なのです。
どういうことかというと、
・知ったかぶりをしない
・勝手に決めつけない
・分かったつもりにならない
これができるかどうかで、
カウンセリングの質が大きく変わります。
例えばクライアントさんが、
「最近、すごくしんどくて…」
と話したとします。
そこで、あなたがもし
「しんどい=疲れてるんだな」と決めつけてしまうと、
その先の大事な部分が聴けなくなります。
でも、アホになって、
「しんどいって、どんな感じなんですか?」
「どんなときに、特にそう感じるんですか?」と、
分かってるフリをせずに
質問することで、クライアントさんも
「あ、この人はちゃんと聞いてくれる」
と安心します。
もうひとつ、
こんなケースもあります。
クライアントさんが、
「なんか最近ずっとモヤモヤしてるんですよね」
と言ったときも、
「あぁ、ストレスがたまってるんだな」
と勝手に解釈するのではなく、
「そのモヤモヤって、どんなときに感じますか?」
「体のどのへんにモヤモヤを感じますか?」
と、アホになって聞いてみる。
すると、
「そういえば、上司の話を聞いたときに胸のあたりがザワザワして…」
「朝起きたときからずっと重くて」など、
本人も意識していなかった感覚や
きっかけが見えてくることがあります。
多くのカウンセラーが、
この“分かってるフリ”をしてしまう理由は、
「ちゃんとしたカウンセラーに見られたい」
「知らないって言ったらダメなんじゃないか」
という気持ちです
私も昔そうでした。
でも、実はそれが一番
もったいないのです。
カウンセリングの現場で本当に大切なのは、
相手の言葉に寄り添うこと。
自分の知識や経験をひけらかすことではありません。
逆にアホになって、
「え?それってどういうこと?」
「それ、よく分からないから教えて」
と素直に質問できるカウンセラーは、
クライアントさんとの距離を一気に縮められます。
「この人なら安心して話せる」
「分かろうとしてくれる」
そんな信頼が生まれ、クライアントさんも
本音を話してくれるようになります。
結果的に、カウンセリングの効果も高まり、
クライアントさんの問題解決がスムーズになるんです。
もしあなたが今、
「もっとクライアントさんの気持ちを知りたい」
「上手くカウンセリングができるようになりたい」
そう思っているなら、
ぜひアホになる勇気を持ってみてください。
肩の力を抜いて、
知らないことは知らないと言う。
分からないことは素直に聞いてみる。
これが、実は心理カウンセリングの
極意だったりするのです^^
そしてもし、もっと具体的に
「どうやってアホになる質問をするのか?」
「クライアントさんの本音を引き出すコツ」
を学びたい方は、こちらをご覧くださいね
こちらから