こんにちは。
20年間、アダルトチルドレン
うつ・パニック障害を乗り越えてきた
心理カウンセラー講師の小林大恕(ひろゆき)です。
今日は、心理カウンセラーになりたての方に
よくあるパターンについてお話しします。
心理カウンセラーは、
学べば学ぶほど
さまざまなスキルや心理の知識を
覚えていきます。
人の心の動きが
分かるようになったり、
しぐさや言葉の裏にある気持ちを
読み取れたりすると、
つい
「これは使ってみたい!」
という気持ちになります。
実はこれ、
初心者カウンセラーには
よくあることなんです。
なぜかというと、
心理の世界はとても面白くて、
人の心の深いところまで見えると
楽しくなってしまうからです。
例えば、
誰かのちょっとしたしぐさや表情から
「今この人はこう感じているんだな」
と分かると、
まるで
人の心の中をそっと覗けるような
気持ちになります。
でも、ここで注意が必要です。
なぜなら、人は自分の気持ちを
勝手に探られることを嫌うからです。
相手から話すのは
構いません。
でも、もしあなたが
相手の気持ちを深く掘り下げすぎると、
相手は「探られた」と感じ、
抵抗感が生まれてしまいます。
例えば、誰かが
「私はあの人が嫌いなんです」
と言ったとき。
普通なら
「そうなんだ、嫌いなんだね」
と共感で終わります。
しかしカウンセラー目線で考えると、
「どうして嫌いなのか?」
「背景にはどんな気持ちがあるのか?」
と理由を深掘りしたくなるものです。
もちろん、カウンセラー以外でも
深掘りすることはあります。
でもカウンセラーは
その傾向が強く、
ついやりすぎてしまうことがあります。
そうなると、
相手は自分の気持ちを
無理やり引き出されたように感じ、
話したくなくなったり、
距離を取られたりすることも
あるのです。

だからこそ大切なのは、
仕事とプライベートを
しっかり分けることです。
仕事の場では学んだスキルを使い、
プライベートでは
ただ相手の気持ちに寄り添うだけ。
この切り替えを意識するだけで、
関係性はずっとラクになります。
心理の知識は強力なツールです。
でも使いどころを間違えると、
信頼を失うこともあります。
だからこそ、
いつどこで使うのかを
意識することが大切です。
仕事とプライベートを分ける
このシンプルなルールが、
長く心理カウンセラーを
続けていく秘訣になりますよ^^
「もっと心理カウンセラーとしての技術を身につけたい」
「自分のスキルを安心して活かしたい」
と思うなら、
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